荷動き動向の考察②

以前、「荷動き動向」をリリースした経過として、その後の輸送に関する動向変化を継続に報告します。

運送業界を含む物流全体で実感している点

  • 物量は「便種」による変動の変化
  • 商業貨物【減】 個人向け貨物【増】
  • 特殊輸送の需要減

やはり、情勢下においては、商業貨物はコロナウィルスの影響により減少傾向から上向きになりましたが、比較すると前年度に比べて約70%~80%が現状です。

個人向け貨物はデリバリーを含めて増加傾向で、各他業界でも宅配向けの取り組みは活発化の状態です。

イベントに関する輸送も、大規模イベントがいまだ規制下である為、動く量は明らかに増えていなく、稼働率は緩やかに戻りつつあるものの、以前の量に戻る点では苦戦を強いられております。

ただ、宅配部門においても、運び手となる車両及びドライバー数が需要に対して「不足」している点もここ最近、よく聞きます。

大手宅配会社も以前のような「サービス競争」は、鎮静化して運ぶ量に合わせた人員配置にて労働時間などの安定化の動きにより、宅配領域の施策も今後さらに変化していくと推測されます。

本件に関する情報は、また情勢変化があり次第、逐次アップしたいと思います。