2022年「物流業界考察」

ロジスティクスマネジメント/マネジメントの視点 VOL.9

新年、あけましておめでとうございます。


昨年は弊社の新倉庫立ち上げでコラムなどの執筆が滞りました。
倉庫も軌道に乗り、改めてコラムなどの活動を再開したいと思います。


まずは、一昨年からの「コロナ情勢」は、見通しがつかない状況が続いており、
物流関連もしかり他業種の皆様も動向を確認しながらの動きだと推測しております。

✓物流業界における業種別動向を2022年の業種別の景気動向を考察しました

業態 天気予報 考察
幹線・路線 2024年問題に伴い、長労働時間などの改善への取り組み・影響で事業拡大又は新たな業務の期待値は薄い
宅配 取扱い量は増えるものの、参入会社の飽和状態と大手以外のロット数減少で価格帯の下落が予想される
倉庫 業界の中でもコロナ禍の影響は低いが、逆に顧客側の現状維持傾向による新たな動きがない状態が長期化する模様
区域輸送 区域会社の地場対応が進み、輸送上のサービス範囲の向上で取扱い量は安定。しかし、雇用での採用者数率は低下模様で各社とも独自採用で差別化の取り組みで安定軌道に進む見込み

業界全体としては課題

  1. 労働時間の平準化
  2. 採用者数の新たな取り組み
  3. 間接経費の抑制化(賃金・燃料費等)

 

2022年の取り組みが2024年に向けた分岐点だと推測できます。