Special Talks
社長対談 Vol.1
弊社は日々新しいチャレンジをしています。その取り組みを弊社代表の岩田と協力企業様と対談により紹介していきます。第一回目は、弊社のWEBの制作・運用を担当しているトリックスタジオ株式会社の大西社長。「物流会社×WEB」について語ります。
「物流×WEBでできることとは?」というテーマで、
これまでに取り組んできたことを教えてください
岩田:
物流業はとにかくアナログ文化が根強く、デジタル化が大変遅れています。
まずは、デジタコ/ドラレコの導入とその連携、ビジネスチャットの導入、Wi-Fiの整備等、といった当たり前のことからスタートしました。
次に、ペーパレス化の推進です。
お客様からの注文や協会の通信物もすべてFAXという状態から、データ授受にシフトしました。現在は、Webを利用した人材採用に注力しています。
大西:
これまでも八大様のIT化のお手伝いをしてきましたが、ドライバー不足、採用に悩んでいる岩田社長から、2018年頃、Web採用の相談をいただきました。
相談をいただいてからこの3年間に主に以下のことを実践しました。
・若手にも見てもらえそうなHPデザインに変更
・ブログ、コラムなど日々更新するコンテンツを増やす
・会社白書など八大の会社を知ってもらうコンテンツを増やす
・SNSへのリンクを増やす
“採用媒体を見る→HPを見る→興味を持つ→応募が来る”の流れを作ろうと思いました。
岩田:
少し前までは、採用といえば、新聞折り込み、フリーペーパーで十分来る時代でしたが、スマホ時代になり、採用方法も変えなければと思いましたね。
大西:
ドライバーにおいても、広くアンテナを張っている人=HPをしっかり見ている人を採用することが、マッチング精度を高め、離職率を減らすことになると考え提案しました。
岩田:
大西社長の提案を受け、これまでの受け身型採用から、求職者へプッシュ型で採用をかける手法にシフトしたいと決断しました。
大西:
時代が変わり、人も変わり、採用活動も変えていかないといけないということですよね。
岩田:
たくさん苦労もありましたよ、笑。
例えばデジタコ/ドラレコ導入の時には、監視されていると反感を持つ社員も多かったですね。
それらの機械操作に抵抗があるという意見も多かった。
そこで感じたのが、ITリテラシーまでは要らなくても、新しいものにすんなり入れる人、機械アレルギーの無い人を採用すべきでは?ということです。スマホでHPを見て応募してくる人は、すんなり馴染んでくれますね。
3年前と比較して応募の質はどう変化したか
岩田:
応募者のほぼ全員がHPを見てから応募してくれるようになりました。
社内の雰囲気や業務内容をしっかり下調べ済みで、面接に来た時点で既に入社意思が強い人が多いと感じます。年齢層は20代30代がとても増えました。特に顕著なのが、異なる業界/職種出身の人が増えたことです。
最近は女性の応募や10代の応募も顕著に増えましたね。
大西:
HPコンテンツは八大の社内のことがリアルに伝わる作りにして、若者にも興味をもってもらうことを意識していましたので、結果が出てきてうれしいです。
八大のHPは同業他社からの評判が良かった
岩田:
正直、弊社HPはかなり褒められています!笑
とてもわかりやすい、おもしろい、という声が多いですね。求職者からも同様です。
日々アップデートすることも、他社は難しいようで、感心されています。
大西:
それはすばらしい! たしかに、綺麗なHPを作ることは誰でもできますが、マメなアップデートが肝ですね。
岩田:
わからないことをどんどんプロに聞く。聞き倒すのがコツです笑。HP閲覧者の滞留データまでわかる。月次レポートでここまでわかるのか! なぜ、みんなやらないのか?と今となっては思いますね。
大西:
そうそう。WEB会社と制作後に疎遠になっていることも多いと思う。もっと活用したらよいと思います。
今後やってみたいことは
岩田:
若者を意識してインスタやTikTok等も活用など検討したいです。文字を読むより、写真や動画の方が訴求しやすいこともデータで感じています。
また同業他社に弊社のノウハウを伝えていきたいです。
大西:
面白そうですね!
岩田:
ITいうと業務全般でDXを進めていきます。9月から社内で運用が始まります。
また、今後も物流を基盤とした新しいサービスを次々展開していきます。次々やっていきますよ!
大西:
WEBはどの事業にも必要不可欠と思います。弊社としても前例にとらわれず本質を考えて八大様をバックアップしていきたいと思います。